派遣パートの仕事先で、モラハラを受け、派遣事務所に伝えても、職場からのでっちあげ情報を鵜呑みにされ、モラハラを信じてもらうどころか責めらてしまい、心も身体もボロボロだった時にこの本に出会いました。
「全力で逃げるときがある。」「この仕事、職場にい続けたらまずい。そう思ったら、同僚にどれだけ迷惑がけようと、仕事の責任が残っていようとすべて放りだして全力で逃げてください。」
この言葉を何度も読み、次回の日を最後にしたいと、退職を事務所に伝え、受け入れられてもらうことができました。
この本に出会わなければ、周りに迷惑かけると思い、あともう少しと頑張り、心身共に病み、回復に長期の時間がかかったことでしょう。
他にも、「気づいても対応すべきことを自分で選び、致命傷でなければ放っておく」「繊細さんは手を貸すタイミングが早い。あなたが動くのは相手に頼まれてから」など、よかれと思って自分のやってきた自分の行動そのもののことが書いてあり、ハッとさせられました。
いつもなんでいつも職場でこんなに忙しく動いちゃうんだろう、とか近所の人にせっかく親切でやってあげてるのに報われないと思うことが多々ありました。HSPでいろんなことに人より気づき、先回りしてやってしまい、疲れていたのです。
アマゾンで、HSPの人向けの精神科医が書いた本を同時に購入しましたが、そちらはあまり心に染みず、やはり筆者自身が繊細さんであるこの本が数倍良かったです。
これからも、この本を自分の教科書にしながら、豊かな人生を過ごしていきたいと思います。
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